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アジタ学徒の問い その3

1043 “paññā ceva sati yañca, (iccāyasmā ajito)

[智慧が][~と, 英訳and][気づきが][所のもの(関係代名詞)+~と](かくのごとく尊者 アジタ)

nāmarūpañca mārisa;

[名前と形態は][敬愛なる師よ,導師よ]

eta me puṭṭho pabrūhi,

[これに][私に,][問われたとして(主格)][説いてください]

kattheta uparujjhati”. (5)

[どこに Where + これが(連声)][滅する]

 

1044 “yameta pañha apucchi,

[所のもの+これにとって][質問に][問われたものとして(義務分詞,アオリスト)]

ajita ta vadāmi te;

[アジタ尊者よ][それを(3人称代名詞)][あなたに(2人称代名詞)]

yattha nāmañca rūpañca,

[どこに][名前+  and (主格)][形態+ (主格)]

asesa uparujjhati;

[否定+残り][滅する]

viññāṇassa nirodhena,

[,分かち知る+願望法変化][滅尽によって (具格) with]

ettheta uparujjhati”. (6)

[ここに+これが(主格)][滅する]

 

正田氏訳

1043.1036) かくのごとく、尊者アジタが〔尋ねた〕「まさしく、しかして、智慧が〔諸々の欲望の流れの統御となり〕、さらには、すなわち、気づきが〔諸々の欲望の流れの防護となるなら〕、敬愛なる方よ、では、名前と形態(名色:現象世界)を、これを、〔問いを〕尋ねられた者として、わたしに説いてください。どこにおいて、この〔名前と形態〕は止滅するのですか」〔と〕。(5

 

1044.1037) 〔世尊は答えた〕「アジタさん、〔まさに〕その、〔あなたが〕尋ねた、この問いですが、それを、あなたに説きましょう。すなわち、名前(名:精神的事象)と、形態(色:物質的形態)とが、残りなく止滅するところとは――識知〔作用〕(識:認識作用一般・自己と他者を識別する働き)の止滅によって、ここにおいて、この〔名前と形態〕は止滅します」〔と〕。(6

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