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5.3. プンナカ学徒の問い 1050

5.3. puṇṇakamāṇavapucchā
1050. (1043)

【経典文】
"anejaṁ mūladassāviṁ, (iccāyasmā puṇṇako) atthi pañhena āgamaṁ; kiṃ nissitā isayo manujā, khattiyā brāhmaṇā devatānaṁ; yaññamakappayiṁsu puthūdha loke, pucchāmi taṁ bhagavā brūhi me taṁ". (1)

【正田氏訳】
かくのごとく、尊者プンナカが〔尋ねた〕「動揺することなく、〔ものごとの〕根元を見る方(ブッダ)に、問い尋ねることを義(目的)として、〔わたしは〕やってまいりました。何に依存する者たちとして、聖賢たち、人間たち、士族たち、婆羅門たちは、天神たちへの祭祀を、ここに、〔この〕世において、多々に営んできたのですか。世尊よ、〔わたしは〕あなたに尋ねます。それを、わたしに説いてください」〔と〕。(1)

【文法的分解】
"anejaṁ(aneja: a.m.sg.acc.「不動の」(a(n)は否定の接頭辞))
mūladassāviṁ=mūla(mūla: n.「根本」)とdassāviṁ(dassāvin: a.m.sg.acc.「見者に」)のコンパウンド,
(iccāyasmā=iti(iti: indecl.「かくのごとく」)とāyasmā(āyasmant: a.m.sg.nom. 「尊者が」)の連声
puṇṇako(puṇṇaka: m.sg.nom.「プンナカが」))

atthi(atthin: a.m.sg.nom.「欲求する者として」)
pañhena(pañha: m.sg.instr.「質問による/とともに」)
āgamaṁ(āgacchati: v.1.sg.aor.「来ました」);

kiṃ(ka: pron.n.acc.「何に~ですか」)
nissitā(nissita(<nissayatiのpp.): a.m.pl.nom.「依存する者たちとして」)
isayo(isi: m.pl.nom.「聖者たちは」)
manujā(manuja: m.pl.nom.「人間たちは」),

khattiyā(khattiya: m.pl.nom.「王族たちは」)
brāhmaṇā(brahmaṇa: m.pl.nom.「婆羅門たちは」)
devatānaṁ(devatā: f.pl.dat./gen.「神々への」);

yaññamakappayiṁsu=yaññaṁ(yañña: m.sg.acc.「祭祀を」)とakapppayiṁsu(kappati: v.3.pl.aor.「営んできた」)の連声
puthūdha=puthu(puthu: adv.(<a.acc.)「たくさん」)とidha(idha: adv.「ここに」)の連声
loke(loka: m.sg.loc.「世において」),

pucchāmi(pucchati: v.1.sg.press.「尋ねます」)
taṁ(tvaṁ: pron.2.sg.acc.「あなたに」)
bhagavā(bhagavant: m.sg.voc.「世尊よ」)
brūhi(brūti: v.2.sg.imper.「言ってください」)
me(ahaṁ: pron.1.sg.dat.「私に」)
taṁ(taṁ: pron.3.n.sg.acc.「それを」)". (1)

【自己流訳】
かくのごとく尊者プンナカが〔述べた〕、「不動であり、根本を見た方に、〔私は〕質問によるお願いがある者としてやって参りました。何に依存する者たちとして、聖者たち、人間たち、王族たち、婆羅門たちは、神々への祭祀をたくさんここで世において営んできたのですか。世尊よ、あなたに尋ねます。私にそれを説いてください」〔と〕。(1)

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