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5.3. プンナカ学徒の問い 1054

1054.(1047)
【経典文】
"te ce nātariṁsu yājayogā, (iccāyasmā puṇṇako) yaññehi jātiñca jarañca mārisa; atha ko carahi devamanussaloke, atāri jātiñca jarañca mārisa; pucchāmi taṁ bhagavā brūhi me taṁ". (5)

【正田氏訳】
かくのごとく、尊者プンナカが〔尋ねた〕「敬愛なる方よ、もし、彼らが、祭祀という束縛ある者たちであり、諸々の祭祀によって生と老とを超えていないなら、それでは、しかして、誰が、天〔の神々〕と人間たちの世において、敬愛なる方よ、生と老とを超えたのですか。世尊よ、〔わたしは〕あなたに尋ねます。それを、わたしに説いてください」〔と〕。(5)

【文法的分解】
"te(so: pron.3.m.pl.nom.「彼らが」)
ce(ce: conj.「もし~なら」)
nātariṁsu=na(na: adv.「ない」)とatariṁsu(tarati: v.pl.aor.「超え渡った」)の連声(a+a→ā)
yājayogā=yāja(yāja: m.「献供」)とyogā(yoga: m.pl.nom.「束縛〔した者たち〕である」)のコンパウンド,

(iccāyasmā=iti(iti: indecl.「かくのごとく」)とāyasmā(āyasmant: a.m.sg.nom. 「尊者が」)の連声(ti+ā→ccā)
puṇṇako(puṇṇaka: m.sg.nom.「プンナカが」))

yaññehi(yañña: m.pl.instr.「〔諸々の〕祭祀によって」)
jātiñca=jātiṁ(jāti: f.sg.acc.「生」)とca(ca: conj.「…と」)の連声(ṁ→ñ)
jarañca=jaraṁ(jarā: f.sg.acc.「老」)とca(ca: conj.「…と」)の連声(ṁ→ñ)
mārisa(mārisa: a.m.sg.voc.「我が師よ」);

atha(atha: indecl.「また、そして」)
ko(ka: pron.m.sg.nom.「誰が」)
carahi(carahi: adv.「それでは」)
devamanussaloke=deva(deva: m.「天、神」)とmanussa(manussa: m.「人間」)とloke(loka: m.sg.loc.「世において」)のコンパウンド,

atāri(tarati: v.3.sg.aor.「超え渡った」)
jātiñca=jātiṁ(jāti: f.sg.acc.「生」)とca(ca: conj.「…と」)の連声(ṁ→ñ)
jarañca=jaraṁ(jarā: f.sg.acc.「老」)とca(ca: conj.「…と」)の連声(ṁ→ñ)
mārisa(mārisa: a.sg.voc.「我が師よ」);

pucchāmi(pucchati: v.1.sg.press.「尋ねます」)
taṁ(tvaṁ: pron.2.sg.acc.「あなたに」)
bhagavā(bhagavant: m.sg.voc.「世尊よ」)
brūhi(brūti: v.2.sg.imper.「言ってください」)
me(ahaṁ: pron.1.sg.dat.「私に」)
taṁ(taṁ: pron.3.n.sg.acc.「それを」)". (5)

【自己流訳】
かくのごとく尊者プンナカが〔尋ねた〕、「我が師よ、もし彼らが献供に束縛〔した者たち〕であり、〔諸々の〕祭祀によって生と老とを超え渡っていないのなら、それでは誰が、天と人間の世において生と老とを超え渡ったのでしょうか、我が師よ。あなたに尋ねます、世尊よ、私にそれを説いてください」〔と〕。(5)

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