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出版のお知らせ、告知、感想など

明けましておめでとうございます。

兵庫ダンマサークルにて案内役をされています、
正田大観さんが昨年の12月に2冊(内電子書籍1冊)
出版されたことに伴い、告知、私は参加者の一人として、
主観の感想を報告致します。

片一方はクリシュナムルティ(以下K)の瞑想について書かれた本、
もう一つはKとブッダのテキストより両者に共通する真理の教えから
我々に問いかける作品となっています。
私自身は個人的には正田さんのように、衝撃、インパクトを受けることもなく、
Kの教えに対しての先入観は、正直な所、誰なのこの人?私は知りません。
という人間です。
Kに傾倒、執着するような人には反感持たれるかもしれません。

そこで、丁度サブタイトルにある項目を抽出します。
真の瞑想 自らの内なる光 22ページ~の中で、
Kはこのように話します。
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みなさんとわたし自身のあいだには、何の権威も存在しません。
この話し手には、何の権威もいっさいありません。彼は、みなさんを相手に何かを説得しようとしていないし、従うことを求めてもいません。誰かに従うとき、みなさんは、その相手を破壊します。弟子は師匠を破壊し、師匠は弟子を破壊します。歴史上でも、また日常生活でも、そういうことが起こっているのをご覧になれます。妻あるいは夫が互いを支配すれば、互いを破壊するのです。そこには、何の自由も、何の美も、何の愛もありません。
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次に、瞑想実践に関して、取りあげてみると、147ページ~
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自分自身を理解するためには、観察が不可欠です。その観察が起こり得るのは、「いま」だけです。それは、「いま」を観察している過去の運動ではありません。過去の結論、偏見、希望、恐怖から「いま」を観察するとき、それは過去から現在を観察することです。自分では「いま」を観察していると思っていますが、「いま」の観察が起こり得るのは、過去である観察者がいないときだけです。
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ブッダのともしび(上)に関しましては、当blogのパーリ語文法解析での課題に出てくる、
スッタニパータ第4、5章がありますので、参考になるかと思います。
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これらを読んで2元性の理解について多く紙面を使っているように思います。
痛みを感じたとき、
・その痛みをなんとかしてやろう、なんとかしたいとコントロールする者
・痛みを感じる、とコントロールされる者
というような、思考というものは、この2つに分離する性質があり、
ありもしない、成り立たない並行世界、パラレルワールドという錯覚、幻覚を作り出す。
瞑想指導においては痛いではなく、痛みを「痛み」として気づきを入れてください、とされています。
過去の結論、偏見、希望、恐怖なく、過去である観察者がいないとき、
自我を作り出すメカニズム、プロセス、をそのまま知り見て、
自我は錯覚である、と自分自身で発見するのだと思います。
そのとき感覚、知る機能は一本の川の流れであることが、自動的に理解されることになるのでしょう。
それには、何の目的を目指すことなく、意味や解釈もなく、価値判断もなく、
ものすごく丁寧に、厳密に、注意深く、ただ気づきを入れる。

それは、過去の記憶、知識からくる心理的な痕跡、轍なく、悩み患うことなく、敵味方の分別や争いなく、
「いま」を存分に創造的に生きる精神であり、それこそが自らの内なる光であり、「自灯明、法灯明」であって、はっきり言っちゃうと、そういう正しい瞑想は不可欠であると私は思います。

クリシュナムルティ、仏教、瞑想に関心がある、
またそのレベルとは違った、生きることはどういうことか、「私」とは何なのか、
自分自身の悩み苦しみの正体は何なのかと、難しく感じることもあるかと思いますが、
それらを解き明かし学ぶ参考になるでしょう。

真の瞑想:自らの内なる光

ブッダのともしび(上)――第一部 ふたりの覚者

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生きとし生けるものが幸せでありまように

有田
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次回のお知らせ
2018/1/27(土) 兵庫ダンマサークル勉強会
場所:神戸いきいき勤労会館 部屋305号室
https://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/index.html
市営地下鉄・JR・阪急・阪神・ポートライナー各三宮駅から
東へ徒歩5分

13:00~17:00
誰でも参加できる勉強会です。
何も必要ありません。手ぶらでOKです。
会場レンタル代は喜捨で開催されています。入退場は自由で、都合のつくときだけ来ていただいてOKです。
内容はパティパダーの法話、パーリ語経典の自主勉強会の開催予定です。
自ら内容を研究、吟味、調べて確かめてみて下さい。
案内役:正田大観さん

メール問い合わせ
有田:ariki.saddha@gmail.com
脇坂:nbg01704@bca.bai.ne.jp
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